仮病と間違われる症状

天気が崩れそうで崩れない怪しい雰囲気の天気はこんなことないでしょうか。

・頭が痛くなる

・気分が落ち込む

・関節や古傷が痛む

これらの症状は最近の調査でようやく研究が進みつつある【気象病】と呼ばれるものです。

雨などの天候や気候が原因で起こる体の不調の総称を気象病と呼びます。

どんな症状がいつ出るのか個人差が非常に大きく、天候との関係に気付かない場合場合もあります。

VOICE NOTE MAGAZINEのアンケートでは男女960人への調査で全体の37.6%に自覚症状があり、女性は男性の1.5倍の回答があったそうです。

不調の起こるタイミングも

・雨が降りそうなとき

・雨が降っているとき

・台風が近いとき

・湿度が高いとき

・寒いとき

など、さまざまなタイミングでの訴えがあります。

訴えのある症状として多いのは「頭痛・頭重感」が全体の77.6%と多くを占めています。

では、なぜ天候の変化で頭痛が起きてしまうのでしょうか。

名古屋大学と愛知大学の研究では特殊な部屋の中で気圧を下げ、身体の変化を見る実験を行った際、気候病の症状を訴える患者は痛みの増強と交感神経の興奮と鼓膜の温度上昇が起きました。

どうやら、気圧と交感神経の興奮には関係があるようです。

内耳が気圧の低下を感知すると、その変化はストレスと認識されると、ストレスに対抗するためしあわせホルモンの「セロトニン」が大量に分泌されます。

このセロトニンは交感神経を刺激し、血管を収縮させるため頭部の血行障害が発生し頭痛や頭重感を感じてしまうのです。

気象病の頭痛・頭重感を治めるには副交感神経によく働いてもらえるよう、首肩を温めたり軽めのマッサージなどをしてみるのもいいでしょう。

https://news.livedoor.com/topics/detail/22356788/

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